ナガミヒナゲシ <長実雛芥子> ケシ科 Papaver dubium PAPAVERACEAE
地中海沿岸が原産地。ここ数年で急速に分布が広がっているという。ケシと名がつくが、アヘン成分はない。実が長いことにより付いた名前。高さ20〜60cm、茎に毛が多く、葉は1〜2回羽状に深裂し、両面に毛が多い。花は橙紅色〜紅色、直径3〜6cm。朔果は長楕円形で長さ2〜3cm。熟すと上部に穴があき、そこから種子を散らす。 撮影: 2010/4 奈良・天理市柳本町