タネツケバナ <種漬花> アブラナ科 Cardamine flexuosa CRUCIFERAE
苗代の準備として種籾を水に漬けるころに花が咲くことによる。田の畦や水辺に群生する。草丈20〜30cm。 葉は奇数羽状複葉。小葉は3〜10数枚で円形〜楕円形。花は白色で花弁は4枚、直径3〜4mmと小さい。果実は細長い長角果で熟して裂け、2個の果皮片がくるくる巻いて種子を弾き飛ばす。ナズナとは葉の形が異なるので区別できる。オオバタネツケバナはこちら。撮影: 2008/4 大和神社付近の畑