ヤエムグラ <八重葎> アカネ科 幾重にも折り重なって生えるところからついた名前。荒地にごく普通に見られる。茎は4稜があり、下向きのトゲが並ぶ。葉は6〜8個(本来の葉は2個、ほかは托葉が変化したもの)が輪生し、狭倒披針形で先端はとがる。茎の先と葉の腋に小さな花をつけ、花冠は4烈し、雄しべ4個。茎、葉、果実の表面にカギ状の棘があって、垣根や他の植物などによく絡まって生える。撮影: 2005/5 生駒市精華町